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2014.10.03 Friday

【土壌】甲府工場跡地、汚染物質除去へ 年内に方法決定(山梨)

 甲府市のA産業・甲府工場跡地の土壌から、環境基準を超える汚染物質が検出された問題で、同社が汚染物質を除去する準備を進めていることが30日までに同社への取材で分かった。年内にも適切な処理方法を決めるとしている。

 同社は除去方法を決めるため、表層に土壌汚染が確認された場所を中心に汚染の深さを調べるボーリング調査を実施。今年末までかかる見通しで、詳しい汚染状況を把握し処理方法を決める。現時点で汚染土壌の撤去や薬剤による無毒化が考えられるという。
 同社広報課は「県や甲府市の指導を受けながら、人体に害のない環境基準に適したレベルまで、責任を持って処理する」と説明。一方、跡地の活用法は「未定」(同課)としているが、地元関係者によると、住宅や商業施設など複数の開発業者が購入を検討しているという。

 甲府工場は昨年9月に操業を停止。土壌汚染対策法に基づき、同社が今年5月上旬までに跡地の表層部分(地下50センチ)を調査したところ、環境基準の約140倍に当たる鉛、約3倍のフッ素、約3・7倍のヒ素が検出された。
 県と甲府市は8月下旬、約5ヘクタールの敷地のうち、延べ約2万3800平方メートルを汚染区域に指定し、立ち入りを禁止。周辺住民からは健康などへの影響を不安視する声が出ていた。

出典:2014/10/01付 山梨日日新聞

コンプライアンス事例 — ebablog @ 1:00 pm

2014.10.03 Friday

【土壌】大津・伊香立の汚染土砂 市、現地封じ込め方針(京都)

 大津市伊香立南庄町の土砂埋め立て地で、有害物質が検出されている問題で、大津市は30日までに、有害物質を含む土砂を現地で封じ込める方針を決めた。建設会社による撤去が進まず、このままでは土砂が放置される可能性があるためで、市は10月10日にも建設会社に対する撤去命令を封じ込めに変更する予定。

 建設会社が市に提出した資料によると、埋め立て地内に深さ6メートルの台形状の土壌管理ピットを作り、ピットを5層の遮水シートで覆って、その中に有害物質を含む土砂6300立方メートルを入れる。その上をアスファルトで覆い、さらに4メートルほど土壌をかぶせる計画。

 土砂の埋め立ては、農地のかさ上げを目的に2011年4月から、建設会社が実施していたが、昨年5月の市の調査で、国の基準では「検出されない」となっているシアン化合物が最大1・8ミリグラム確認された。

 市は昨年6月、建設会社に土砂の搬入中止と撤去命令を出したが、撤去には約2億円と多額の費用がかかることなどから、建設会社は市に対し土砂の処理方法を約3千万円でできる封じ込めに変更を求めていた。一方、地元自治会は封じ込めに反対しているという。

 市不法投棄対策課は「封じ込めなら建設会社に施工の意志があり、早期の状況改善が見込める。周辺や下流の環境に対する影響を考えると、土壌汚染対策法に基づく封じ込めが最善」としている。

出典:2014/10/01付 京都新聞朝刊

コンプライアンス事例 — ebablog @ 12:55 pm

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