浦安市北栄のダイエー店舗用地から有害物質の六価クロムなどが検出された問題で、千葉地検は、土壌汚染対策法違反の疑いで刑事告発されたダイエーと当時の社長を不起訴処分にした。一定面積を開発する際に必要な県への事前届け出を怠ったとして、市民二人が告発していた。処分は七月九日付。
出典:2015/07/23 東京新聞朝刊 地方版(千葉房総版)
浦安市北栄のダイエー店舗用地から有害物質の六価クロムなどが検出された問題で、千葉地検は、土壌汚染対策法違反の疑いで刑事告発されたダイエーと当時の社長を不起訴処分にした。一定面積を開発する際に必要な県への事前届け出を怠ったとして、市民二人が告発していた。処分は七月九日付。
出典:2015/07/23 東京新聞朝刊 地方版(千葉房総版)
新宿パークタワーで開催されました
「ETHICAL&ORGANIC MARKET」
(7/19、20)(エシカル協会、オーガニック協会主催)
に、「里山ユニット」が展示されました!
このイベントは、
社会的な背景や使う意味を理解した上で商品を購入するなど、
環境や社会に配慮した商品を選ぶような消費活動を提案する
エシカル(「ethical」:「倫理的」「道徳上」の意味)な考え方のもと、
エシカル&オーガニック商品を取り扱う約25の企業・ブランドが出店し、
オーガニック食品や衣服・雑貨、関連書籍などを販売するものです。
会場では、エシカルやオーガニックに関わる作り手と直接対話しながら、
商品の背景などに触れることができ、
また、エシカルファッションブランドなどが参加するファッションショーや
トークショー、セミナーなども開催されました。
梅雨の雨と太陽を浴びて青々と茂ってきたユニットたちが
カリスマモデルも登場!した
エシカルファッションショーなどの会場ステージを演出し、
オーガニック食品や商品などのお店を彩って、
来場者に「里山」からの癒し、
一服の涼を提供しました。
東京では、先週末から夏空が広がり、13日(月)から熱中症で救急車で運ばれる方が急増しました。
そんな中、里山ユニットのもつ省エネ効果を環境リレーションズ研究所で測定して来ました。
その結果、里山ユニット自体は、日向におけれているものは、まわりの歩道や壁よりも10度以上も低く、更に、里山ユニットが作る日陰も、5度も温度が低くなっていることがサーモグラフィーでの撮影で分かりました!
それは、まるで里山の日陰が、街に広がるようでした。
こんなにも温度に差が出るとは、測定している私たちもビックリ!
今回、測定しました里山ユニットは、キューブタイプの背の低いものでしたが、背の高い「里山グリーンカーテン」もありますので、窓辺に置けば室内に日陰を作り、省エネ効果がでるだけでなく、里山の景色が窓辺に広がり気持ちいい夏が過ごせそうです。
また、「建築環境総合性能評価システム」CASBEEの既存建築物の「Q3室外環境(敷地内)」−「1.生物環境の保全」の中の評価にある、「III 緑の質」の「自生種の保全」では、「生物環境の保全およびその持続可能性を高めることに寄与する緑地の質を確保する観点から、この項では、 植栽の健全な生育を促し、あわせて地域の豊かな生物相を支える緑地を形成するための取組みを評価する」こととされています。
しかし、既存建築物ではなかなか室外環境に緑地を新たに確保することは難しいと思われます。その点で、この里山ユニットは、この評価基準にマッチした自生種の保全のレベルアップが期待できると思われます。
さらに、評価されていませんが、植物は熱をよく遮断することができる性質があり、例えば、同じ植物でできたヨシズと比較した場合、ヨシズは日射を受けるとヨシズ自体が熱をもってしまい、吸収した熱を再放射するため太陽光の熱を26%しか遮断できませんが、里山ユニットのように生きた植物を使った場合ではサーモグラフィーからも分かるように、熱をもつことが小さいため、熱を60%遮断できるという特徴*もあり、自生種の保全だけでなく、省エネルギーへの経済的な効果も期待できます。
※測定には、iPhone用Seek thermal cameraを使用しました。
http://www.thermal.com
* 松井(1990)「植物を利用した省エネルギー」(緑の読本シリーズ14, 1990 spring)
秋田市は9日、同市山王のビル解体工事を請け負った市内の建設会社が、建物のアスベスト(石綿)使用の有無を確認せず、飛散防止対策も取らないまま工事にかかった上、アスベストが吹き付けてある鉄骨を潟上市の資材置き場に搬出していたと発表した。市は建設リサイクル法違反の疑いもあるとみており、関係者に改善報告を求めている。
市によると、ビルは築約40年で、現在は空き状態。建設会社は4月23日、ビルにアスベストは使われていないとする工事届け出を市に提出したが、その後の調査で、鉄骨にアスベストを含んだ吹きつけ材が使われていたことがわかり、秋田労働基準監督署が同社に作業停止命令書を出した。
市などが6月30日に再び解体現場に立ち入ったところ、既に、鉄骨を潟上市の関連会社の資材置き場に運び出していたという。
アスベストは肺がんなどを引き起こす有害物質で、現在は使用禁止。含有の有無を確認するには分析調査が必要だが、解体工事でこれを怠り、後に発覚する例が全国で相次いでいる。今回の現場の空気中アスベスト濃度は規制値内で、市は「飛散や健康被害は確認されていない」としている。
出典:2015/07/10 東京読売新聞 朝刊
富士川を管理する国土交通省甲府河川国道事務所が8日までに、泥水を流して川を汚し河川法施行令に違反したとして、砂利を製造する南部町福士の業者1社に対し再発防止や泥の除去の計画書の提出を指示したことが分かった。
富士川漁業協同組合(身延町)によると、南部町内の富士川では時々、川が濁り、ヘドロのようなものが川底にこびりついている。3月には同漁協の役員が砂利製造工場の近くで、富士川が真っ赤に濁っているのを発見。県峡南林務環境事務所に届け出た。
同環境事務所が濁り水を確認した。砂利製造業者が、砂利を洗った際に出た泥を沈殿させる薬が切れたことに気づかず、泥水を処理せずに川に流したことを認めたため、同環境事務所は改善を求めたという。
水質汚濁防止法は、汚水の出やすい施設は県に届け出て、水を放出する場合は各種の数値を基準値以下にするよう求めている。
こんにちは、eba事務局です。
この度、大和田順子さん(LOHASビジネスプロデューサー/LBA共同代表)のブログで、アーバンシードバンクの取組についてご執筆いただきました!
目を覚ませ!放置里山に眠る種たち。 「アーバン・シード・バンク・プロジェクト」スタート!
という、素敵なタイトルと一緒に、私たち取組を客観的に、分かり易くご紹介して下さっています。
是非、ご覧ください^^
【関連記事】アーバン・シード・バンク事務局を務める環境ビジネスエージェンシーへリンクしています。
6/22、一斉にプレスリリースしました!
記事内容を下掲します。
=======================
都市の緑が里山を元気に、里山の緑が都市を潤す。
「アーバン・シード・バンク」プロジェクト 始動!
株式会社環境ビジネスエージェンシー(以下eba、東京都千代田区、代表取締役:鈴木敦子)は、日本国内における放置荒廃里山を再生するため、土砂災害や生物多様性損失の危機をはらんでいる里山の整備を行い、同時に都市緑化を実現することで、里山地方の創生に繋げる新たな取組みとして「アーバン・シード・バンク」プロジェクトを立上げ、6月22日から始動いたします。また、都市の人びとが生活の中で里山の緑を楽しむことによって、その対価と人々の注目が里山に流れ、地方を元気にするという本ビジネスモデルは、中小企業庁「平成25年度補正中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業」に採択されております。
記
1.「アーバン・シード・バンク」プロジェクトとは
いま、日本の在来植物の約25%について絶滅が危惧されており、主な要因は、自生地である里山が全国各地で見放され、荒廃していることにあります。 そんな里山の地中にはたくさんの在来種の種が人知れず眠っています(これらの埋土種子群のことを“シードバンク”といいます)。
“アーバン・シード・バンク”プロジェクトは、この種から育てた在来種苗を都市緑化に活用して、里山に資金を還元することで里山保全・再生の継続的活動を促し、全国に拡がる荒廃里山および周辺地域の再興と、都市の生物多様性向上との双方を同時に実現するプロジェクトです。
(公式Webサイト:http://urbanseedbank.com/ )
2.どうやって実現するのか
都市緑化ニーズの高い東京の自然植生に近い、静岡県熱海市をはじめとする「本州中部太平洋側地域※」の里山から供給される在来種を、寄せ植えした“里山ユニット”を使って市街地を緑化します。まずは熱海の放置里山で在来種苗の供給ノウハウを構築、その後は、この取り組みを全国の荒廃里山へと広げ、将来的には、「関東の里山」「九州の里山」など、各市街地の緑化に対応できるネットワークづくりをめざしています。
※使用する植物は、それぞれの土地の生態系攪乱を防ぐため、ユニットの設置場所と種苗採取地は環境省によって定められた植生地域区分における同一区分内のものを使用し、寄せ植えします。
3.きっかけは「熱海の森」での里山再生活動から
2008年、企業等の遊休地として長年放置され続けてきた静岡県熱海市内にある里山の引受先として、照会が入りました。林業が衰退した熱海市では、林業家はもとより、森林行政の受け皿も無くなっていたことから、ebaのパートナーである認定NPO法人環境リレーションズ研究所が所有・管理することになり、2010年から近隣のコアボランティアを中心に森林再生活動を継続してきました。
真っ暗な不毛の森に人の手を入れると、森林機能が回復しさまざまな植物が芽生えて、継続的な施業管理の必要性を痛感しました。
一方、地の利が悪く戦後の拡大造林時代にも里山であり続けた放置薪炭林は、森林再生のための諸制度が手薄であり、このままでは活動の継続が困難になってきたこと、全国に多数ある里山保全活動が同じ課題によって活動を中断している実態が分かったことにより本プロジェクトが生まれました。
熱海モデルを、「少し頑張ればどこでも同じようにやれる里山保全の仕組み」として広く普及させ、天然林の約6割を占める里山の公益的機能を再生、国土保全や生物多様性向上とともに地方創生に繋げて参ります。
※里山見学や圃場取材などは、事務局までお問合せください。
4.本プロジェクト参加のメリット
1)都市に居ながらにして里山保全活動に参加できる
2)自然環境だけでは間に合わなくなった生物多様性保全を都市緑化で実施できる
3)決め手に欠ける生物多様性向上策としてわかりやすく手軽なツールとなる
4)希少となった日本の在来生植物の保全に繋がる 5)都市と里山地域との交流が生まれ、地方創生に繋がる
5.プロジェクト第1弾:「里山@東京」-里山の緑でいっぱいの東京オリンピックに!-
当プロジェクトへの支援を広く募るためのプロモーションとして、「里山@東京」Webサイトを開設、里山ユニット設置のため、ジャパンギビングでのクラウドファンディングとともに場所、人手の協力を呼びかけます。
2020年の東京オリンピックに向けて、「東京の街角を、路地を、里山の緑でいっぱいにしたい!」という想いを共有する多くの方々と一緒に、「緑の質高い持続可能な環境都市」と「五輪メリットの周辺中山間地域への波及」を実現させます。
・里山@東京:www.satoyama-tokyo.jp
・ジャパンギビング:www.japangiving.jp/projects/2261
「里山@東京」初の設置は、東京の“イーストサイドストリート”&銀座ミツバチプロジェクト・屋上テラスに!
まずは、東京の“イーストサイドストリート”と呼ばれる「蔵前、清澄白河」周辺で話題のカフェや店舗の協力を得て、軒先等に「里山ユニット」を設置、下町を里山の緑で彩ります。(蔵前おさんぽMAP:www.monthly-kuramae.com/?cat=5)
また、銀座におけるサスティナブルな社会と環境について、養蜂を通じて実感し考える活動を軸に、地方との交流を続けている「銀座ミツバチプロジェクト」(紙パルプ会館)の屋上テラスにも設置予定です。(銀座ミツバチプロジェクト:www.gin-pachi.jp)
※6月下旬頃より順次設置予定。7月1日以降に現地見学や取材など受け入れられます。詳しくは事務局までお問合せください。
6.「アーバン・シード・バンク」プロジェクト推進体制
里山ユニットのプロモーション兼プロジェクト事務局:(株)環境ビジネスエージェンシー
里山ユニットの製造:(株)ゴバイミドリ
里山再生のコーディネーター:認定NPO法人環境リレーションズ研究所
里山再生の担い手:合同会社フォレストウォーカー、その他里山保全団体
≪本件に関するお問い合わせ先≫
「アーバン・シード・バンク」プロジェクト事務局(株式会社環境ビジネスエージェンシー内)
(TEL:03-3296-8655/FAX:03-3296-8656/E-mail:mail@urbanseedbank.com)
6/19に、日本最大の寄付サイト「ジャパンギビング」において、
アーバン・シード・バンクのプロジェクト第1弾「里山@東京」について、
里山の緑でいっぱいの東京オリンピックに! -「里山@東京」‐
と題して、クラウドファンドサイトを立ち上げました!
*「ジャパンギビング」は、オンライン・ファンドレイジング・ツールのパイオニアとして、
日本におけるファンドレンジング拡大に貢献し、リードをしています。
アーバン・シード・バンク事業を盛り上げるべく
よりたくさんの方に、ご支援いただくため
「ジャパンギビング」で『ファンドレイジング』することが一番と考えました。
ぜひ皆さんからの温かいサポートをお願いします!
6月19日(金)、第2回目「森と都市(まち)との交流会」において、
「アーバン・シード・バンク」事業のキックオフとして、
森と都市から集まった70名あまりの方々を前に、事業の説明
および「里山ユニット」6基の展示を行いました!
そして、この日を皮切りに、
「アーバン・シード・バンク」
プロジェクト第1弾:「里山@東京」
および「クラウドファンド(ジャパンギビング)」のサイトを
いっせいに立ち上げました!
ぜひ上記の各サイトをご覧になり、
「アーバン・シード・バンク」の「里山ユニット」への
たくさんの応援とサポートをお願いいたします!
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