松山市が家庭の紙ごみ収集業務の指名競争入札を、市側のミスで無効にしたと発表した(3/4)。この入札は予算額1億3,770万円。市内13社が参加し12社が6,800万~1億8,000万円のところ、1社が「1円」で入札、落札したもの。当初、市の担当者は「制度上可能」と判断した。ところが廃棄物処理法では「業務を遂行するに足りる額であること」と規定しており、その後1円契約は違法と判断、無効決定した。1円入札した業者は古紙問屋も経営。「廃紙の受け入れ量を確保するため、リスクを負ってでも落札したかった」という。市では制度見直しを図るとしているが、準備に約半年かかるため、その間は随意契約する方針。
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