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【水質】市原市に改善計画書提出 汚水排出問題(千葉)

 市原市八幡海岸通に工場を置くA社(本社・川崎市)と子会社(熊本県)が基準外の汚水を東京湾に流したとされる問題で、両社は5日までに、汚水の水質改善計画書などを市原市に提出した。提出は4日付。

 

 市環境管理課などによると、子会社は計画書で、水素イオン濃度が水質汚濁防止法の基準に収まるよう、来年4月末を期限とする処理施設の修繕を約束した。A社は市の改善指示に対する計画書で、再発防止の体制強化を図るとしている。
 同課は「今後どのように改善するかなどを具体的に審査し、必要に応じて指導を加えたい」と説明。両社は連名で「市の指導を仰ぎながら、計画の達成に総力を挙げる」とするコメントを出した。
 この問題をめぐっては、千葉海上保安部が9月、同法違反容疑で両社を家宅捜索し、押収した資料の分析などを進めている。

 

出典:2014/12/05 千葉日報

 

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