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【廃棄物】窯業原料会社に撤去を命令 中央道土砂崩れで/岐阜県
岐阜県は15日、同県瑞浪市の中央自動車道の土砂崩れで、崩落した山肌付近に不要となった窯業原料を投棄していた同市の窯業原料製造会社・A社に対し、現場に残る全ての廃棄物を12月23日までに撤去するよう廃棄物処理法に基づき命令した。 県によると、大量に吸い込むと発がんリスクのあるシリカパウダーなどの産業廃棄物や土砂が推定で計4175立方メートル残っているという。同社の会長は県に「迅速に撤去します」と話しているという。 県は15日、シリカパウダーを扱う県内34の窯業原料製造工場への立ち入り検査結果を発表。A社以外では、危険な保管状態はなかったという。
出典:2017年9月16 日本経済新聞