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【カーボン・ニュートラル】“自社食堂の使用済み天ぷら油をBDF燃料として工場で活用” 日本ガイシ

日本ガイシは、自社のセラミックス工場の運搬用フォークリフトBDFを試験導入した。1日4時間の稼働で4日に1度、50リットルを給油し、燃費性能は従来の経由とほぼ同じだという。

 燃料のもとは工場に併設する食堂で出た使用済み天ぷら油。年間約3600リットルでる油を、製油工場に持つ企業が買い取り、BDFにして再び日本ガイシに販売する。

 BDFは軽油より1リットル当たり数円価格が高いが、植物由来の燃料を使用してでるCO2は、成長過程に吸収したCO2と相殺される”カーボン・ニュートラル”の考えかたに基づいて排出量が実質ゼロとみなされるため、同社はCO2排出量を年間で8000キロ削減できる。

 今後は燃費性能等を見極めて他工場での導入も検討していくという。

 

出典:中日新聞

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