TwitterYouTube
03-3296-8655(平日10:00-17:00)

【大気】石綿飛散防止せずに解体、八尾の建設業者、府が刑事告発。(大阪)

 大阪府八尾市の建設業者がアスベスト(石綿)が含まれている建物を周辺への飛散防止策を取らずに解体していたとして、府が大阪府警に大気汚染防止法違反容疑で刑事告発していたことが26日、分かった。府は防止策を講じるよう再三求めたが業者は応じず、悪質性が高いと判断したとしている。府警は解体の経緯などについて捜査している。

 府によると、解体されたのは藤井寺市内の3階建てアパートで、業者は法律で定められた届け出をしないまま、5月に解体に着手。アスベストを含む建物を取り壊すにはビニールシートで囲った上で、集じん機で飛散しないよう吸引するなどの措置を取らなければならないが、こうした防止策を取らなかったという。

出典:2013/09/26 日本経済新聞 大阪夕刊
戻る