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【大気】石綿使用の建物 無届けで解体容疑で業者を書類送検(大阪)

 無届けでアスベスト(石綿)が使われたアパートを解体したとして、羽曳野署は12日、八尾市の解体工事業者を大気汚染防止法違反容疑で地検堺支部に書類送検した。
 発表では、業者は5月中旬、府知事への届け出なしに、石綿が吹き付けられた藤井寺市林の鉄骨3階建てアパートを解体した疑い。「工事が遅れるのが嫌だった」などと容疑を認めている。

 府に同月末、情報提供があり、府は7月、同法違反容疑で告発。業者は解体工事で石綿の飛散防止措置を取らなかったとして、羽曳野労働基準監督署が11月、労働安全衛生法違反容疑で書類送検している。
 周辺地域への石綿飛散については、府が調査した結果、大気汚染防止法の基準値(空気1リットル中10本)以下だったという。

出典:2013/12/13 大阪読売新聞 朝刊

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