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【水質】精密機械器具加工会社 工場排水から有害物質 蒲郡(愛知)

 三河海上保安署は12月25日、愛知県蒲郡市の精密機械器具加工会社・A社の排水から、排出基準の約230倍にあたる有害物質のジクロロメタンが検出されたと発表した。
 同署は今後、専務取締役ら2人と法人としての同社を水質汚濁防止法違反の疑いで書類送検する方針。

 同署によると、巡回中の職員が、同社近くの三河湾で白く濁った水を確認した。12月4日と11日に排水口付近の汚水を採取して分析したところ、排出基準(1リットル中0・2ミリグラム)を超える1リットル中23ミリグラムと同46ミリグラムのジクロロメタンを検出したという。
 同署は、同社が部品の洗浄にジクロロメタンを含む有機溶剤を使用していると説明している。

出典: 2013/12/26 朝日新聞 朝刊

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