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【廃棄物】発がん性物質の不法投棄の疑いで社長逮捕(東京)
発がん性がある有害物質・六価クロムを自社敷地内に不法投棄していたとして、警視庁は江戸川区のめっき加工会社・A社の社長とめっき処理会社役員ら3人の計4人を廃棄物処理法違反の疑いで逮捕したと発表した(11/16)。
生活環境課と小松川署によると、4人は7月9日、逮捕された社長が経営するめっき加工会社が廃業し、事業所を解体した際、板金作業で使用した六価クロム化合物を含む汚泥0・3立方メートルを敷地内に不法投棄した疑い。投棄場所からは、基準値の最大360倍の六価クロムが検出されたという。同課では、処理費用を浮かせるためとみている。
同社は住宅街にあり、1~7月、近隣住民から「解体現場を違法に掘り起こした り、黄色い水が流れ出たりしている」との通報が警視庁や江戸川区に寄せられていた。
出典:朝日新聞