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【カーボン・オフセット】“廃棄物事業者がオフセットを推進” 加藤商事など3社
廃棄物処理業のアースサポート、スイーピングサービス、加藤商事は、カーボンオフセット関連事業を積極的に展開している。
アースサポートは、東日本大震災の被災地支援と温暖化防止対策の両立を目指し、岩手県釜石市で創設されたJ-VERクレジットを中心にカーボンオフセットを実施する。排出量測定とオフセットはカーボンフリーコンサルティングに委託し、同社工場および車両から排出されるCO2の5%に相当する138トンをオフセットする。このうち72トンが釜石市のもので、その他の66トンは中国地方で創出された国内クレジットを活用する。
スイーピングサービスは自社での汚泥処理および維持管理事業で年間に発生するCO2の全量をオフセットするが、その際の排出量の計測は加藤商事が手がける。香川県のパッケージ製造会社が創出する国内クレジットを活用。
廃棄物処理業界では、総合環境事業の展開を目指し、CO2関連事業などに注目する業者が増え始めている。
出典:環境新聞