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【カーボン・オフセット】“解体作業分、被災地の排出枠を活用” 三晃商事
三晃商事は、自社で取り組む建屋の解体事業で排出される二酸化炭素について、東日本大震災の被災地で創出されたCO2排出枠と相殺するカーボンオフセットを実施した。今後は同様のオフセットを他の地域のクレジットにも適用し、環境配慮型の作業姿勢をアピールするとともに、被災地の復興支援につなげる。
解体現場の重機や運搬車両から排出されたCO2約3トンを相殺。岩手県釜石市の釜石地方森林組合が管理する森林の温室効果ガス吸収プロジェクトで創出されたクレジット。
三晃商事は、他にも台風で甚大な被害を受けた和歌山、三重、奈良県で創出されたクレジットに対しても同様の仕組みでオフセットを実施し、温暖化防止と被災地支援の両立を目指す。
出典:日刊工業新聞