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【廃棄物】処分取り消し求め 産廃業者が県提訴(福井)
産業廃棄物を不法投棄したなどとして、2011年3月に県から産廃収集運搬・処分業の許可取り消し処分を受けたA産業が今月12日までに、不法投棄の事実はなく県の事実認定は誤りなどとして、処分の取り消しを求める訴えを福井地裁に起こした。
訴状や県によると、同社は、産廃のがれき類を別の産廃処理業者(2009年11月に許可取り消し)の事業所内に不法投棄するなど、廃棄物処理法に違反したとして、許可を取り消された。訴状で同社側は「業者に依頼され、廃棄物ではない土や石、砂を運搬した。不法投棄の事実は絶対にない」などと主張している。
県循環社会推進課は、別の産廃処理業者は不法投棄を認め、捨てられた産廃も確認しているとして「事実認定に誤りはないと考えている」としている。
出典: 福井新聞