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【化学物質】ガス漏れで、作業長を書類送検(青森)

 八戸労働基準監督署は、鉛・亜鉛製造メーカー・A社(本社・東京)と、同精錬所(八戸市)の総括作業長の男性(59)を労働安全衛生法の特定化学物質障害予防規則違反(特定化学物質作業主任者の職務)の疑いで書類送検した(1/10)。

同署の発表によると、作業長は2011年6月18日未明、溶錬工場の溶鉱炉排ガス配管か らガス漏れを発見したため、7人に粘土でガス漏れ箇所を埋める補修作業をさせたが、配管のさびた部分が崩れ落ち大量にガスが漏れ、作業長と従業員2人が一酸化中毒で病院に運ばれ、4日間入院した。

同規則では、会社が選任する特定化学物質作業主任者が、一酸化炭素を吸引しないよう作業方法 を決めて補修作業を指揮しなければならない。事故では、会社などが主任者に職務をさせなかったと している。

出典:毎日新聞

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