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【排出枠】“電気自動車の走行で排出枠、インフラ整備や森林保全に活用” 日産

 日産自動車は、同社の電気自動車「リーフ」を活用してCO2排出枠を生み出す取組を始める。「リーフ」の所有者と協力し年1万トン程度の国内クレジットを創出して販売、販売益は急速充電インフラ整備や森林保全に活用する。

 EVは走行時のCO2排出がゼロなため、1台でガソリン車の年間CO2排出量に相当する0.9トン分の排出枠を生み出せる試算となる。

 6月からリーフオーナーに協力を呼びかけ、合意を得られたオーナーからEV利用によるCO2削減分を無償で譲り受け日産が集約、低炭素投資促進機構に1トンあたり約1500円で販売する。

 今年度はまず最大1万トン程度の排出枠を生み出す計画だという。

 

出典:日本経済新聞

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