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【大気ほか】未登録計量器:大気の濃度測定 土木建設コンサル会社を10日間事業停止(佐賀)
計量法に違反して未登録の計量器を使うなどして環境調査をしたとして、佐賀県は8月16日、佐賀市の土木建設コンサルタント会社・A社の社長を同法に基づき17日から10日間の事業停止処分にしたと発表した。
県くらしの安全安心課によると、問題になったのは10~11年度に佐賀空港周辺で二酸化硫黄など五つの物質の大気中濃度を測定する事業。A社は、これら五つの物質に関する登録や届け出をしないまま、県外の業者から機器を借りるなどして計量証明書を発行していた。今年4月、匿名の電話通報で発覚した。計量法では計量証明事業をする際、物質ごとに使用する機器や計量方法を知事に登録・届け出るよう定めている。
出典: 毎日新聞 地方版 (2012/8/17)
発注は県空港事務所による指名競争入札。同社は事実関係を認めた上で「事後に届け出ればいいと思っていたが認識が不十分だった。指名されたのでできると思ってしまった」と釈明。県側も「詳しい知識がなかった。再発防止策を検討したい」としている。
出典: 毎日新聞 地方版 (2012/8/17)