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【カーボン・オフセット】 “APEC横浜のCO2を相殺” JICA/横浜市

JICA(国際協力機構)は、昨年11月に横浜市で開催された
APEC首脳会議で排出された二酸化炭素の一部をオフセット
する取り組みを行った。横浜市が販売したミネラルウォーター
の収益の一部を利用した。

 

 ミネラルウォーター「はまっ子どうしThe Water」の販売益のう
ち、約100万円を途上国の風力発電で創出された排出枠を
購入。
 京都議定書の第一約束期間の目標である、温室効果ガスの
削減にも資する取り組み。

 

約5万7,000トンのCO2削減効果があり、ミネラルウォー
ター1本あたり1キログラムを相殺でいた計算になるという。

 世界銀行炭素基金から取得した排出枠での初めてのオフセ
ット事例だという。


 

世界銀行炭素基金とは:

 世界銀行炭素基金(PCFPrototype Carbon Fundは、日本をはじめとする
世界10ヵ国より23の政府系機関、民間企業等が出資して設立されたカーボン
ファンドのこと。
 PCFは、クリーン開発メカニズム事業(以下、「CDM」という)及び共同実施事
業(以下、「JI」という)推進のための制度的枠組みが確立される以前から、民
間企業のみではリスクを取りにくい開発途上国等での温室効果ガス排出削減
事業に、日本を含む各国の政府系機関、民間企業が一丸となって投資するこ
とで、CDM及びJIの枠組み作りや案件形成を促進するモデル事業を支援する
ために始まった取り組みのこと。

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