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【排出権】“社有林の森林管理で6600トンの排出枠を創出” 三井物産

 三井物産は、北海等の社有林での森林管理プロジェクトを通じ、
二酸化炭素換算で約6600トン分の排出枠が生み出されたと発
表した。
 環境省が運営する排出枠取引制度のJ-VER制度を通じて認
証された。同クレジットは、社有林を管理している100%出資子会
社である三井物産フォレストが代表して取得した。 
 一般企業が森林管理から生み出した排出枠としては過去最大
規模。月内にもカーボンオフセット実施者向けに販売を開始すると
いう。


 今回、クレジットの発行対象となった北海道の森林は、沙流郡平
取町に位置する沙流(さる)山林(5,778ヘクタール)と苫前郡初山
別村に位置する初山別(しょさんべつ)山林(1,094ヘクタール)の2
山林で、そのうちのトドマツの人工林約480ヘクタールが対象。
 また、三重県プロジェクトの三戸(さんど)山林(1,138ヘクタール)
もクレジット認証を得るべく手続きを進めており、本年夏頃を目処に
認証を受ける見込みである。

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