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【カーボン・オフセット】“風力発電事業に参入” ワタミ

 外食大手のワタミが来春から風力発電を導入する。風力発電事業を手がける札幌市の企業と連携して、秋田県での2,000kWの発電能力を持つ風車の建設を支援する。発電した電気をワタミが全て買い取り、自社の介護施設で利用するという。
 企業の電力調達が不安定になっており、自前の電力を確保する動きが広がりそうだ。


 企業が自家需要を賄うために太陽光発電を導入する例はあるが、風力発電を利用するのは珍しい。 年間の発電量は450万kWhにのぼり、ワタミグループの年間電気使用量の3%にあたる。


 発電した電気をいったん民間の電力取引会社に売却。同じ分をワタミが買い取り、自社施設で使用することで事実上、自家需要を発電で賄う。運営している15棟前後の介護施設の電気として利用するという。

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