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【カーボン・オフセット】“福島大規模復興イベントでカーボン・オフセット” 福島商工会議所他

 全国20以上の祭りを福島県内に集め、復興を支援する大規模イベントが11月に計画されている。2日間の予定でパレードや物産市を開き、20万~30万人を目標に集客する。

 イベントは「フクシマフェスティバル(仮称)」。福島商工会議所と民間シンクタンクの人材交流推進機構が貴買う、共済する。震災から8ヶ月を迎える11月11日、12日の2日間を軸に日程を調整中。

 企画案では、前夜祭で犠牲者の鎮魂や復興を祈念。翌日に地元の子供も参加してのパレードやステージイベント、物産市などを開く。パレードでは東北から地元福島市の「福島わらじまつり」のほか、青森県「弘前ねぷたまつり」。東京都の「浅草サンバカーニバル」、沖縄県の「沖縄全島エイサーまつり」など20団体以上の出演に向けて交渉中。

 県観光物産交流協会の調では、原発事故の影響で例年であれば年70万人に上る修学旅行などの教育旅行の宿泊者数は4~7月で前年比95%減という。

 環境にも配慮し、実行委が二酸化炭素の排出枠を購入し、イベントで排出されるCO2を相殺するカーボン・オフセットの仕組みを取り入れる。カーボン・トレード社が協力する。

 

出典:日本経済新聞

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