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【カーボン・オフセット】“カーボンオフセット型看板、排出権を活用し相殺” アオイネオン
看板製作・施工のアオイネオンは、看板点灯中の二酸化炭素の排出をゼロとみなせる排出枠付きの電飾看板の販売を強化する。排出枠付き商品の多くは製造段階でCO2排出量を相殺しているのに対し、同社の看板は利用中に相殺する形で、顧客にも節電努力を促す。
「5年間、夜間に5時間点灯する」など一定の条件下で、蛍光灯など一般的な光源を使った場合のCO2排出量を計算。これを基に、光源の個数を減らしたり、光源を発光ダイオード(LED)に変えたりするといった節電策を講じる。削減しきれない分は排出枠を償却して相殺するという。導入費用は通常の看板の製作・施工費に5%前後上乗せする程度。
これまでに資生堂や雪印メグミルクなど大手メーカーが採用しているという。
出典:日本経済新聞電子版