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【カーボン・オフセット】“貸会議室の二酸化炭素を相殺” 伊藤組

 ビル・不動産事業の伊藤組は、11月から貸会議室の使用時にでるCO2を排出枠で相殺するカーボンオフセット事業を始めた。仲介する北海道環境財団によると、貸会議室事業での年間を通じたカーボンオフセットは全国初。

 国内クレジット制度を活用し、伊藤組が管理・運営する札幌国際ビル内の有料貸会議室計4室の利用時に、冷暖房使用などで出るCO2を半年間で計約40トンと推計。

 相殺のため、同財団が運営する道内企業・自治体のクレジット売買仲介組織「どさんCO2(こ)・クレジット・ポート」を通じて排出枠を購入する。購入価格は非公開だが40トン分で10万円前後の見込み。購入代金は利用料金に上乗せしないという。

 

出典:北海道新聞

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