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【労働安全】労働安全衛生法違反:無届けで石綿除去 容疑で業者ら書類送検-労働局(大阪)

 無届けで石綿の除去作業をしたとして大阪労働局は24日、大阪市港区の建築業・A社と同社課長代理や、下請けの解体業者の支店長らを労働安全衛生法違反容疑で書類送検した。

 

 容疑は今年4月、大阪市住之江区の倉庫解体工事で、天井などに吹き付けられていた石綿の除去作業をする際に義務づけられている労働基準監督署への届け出などをしなかった、とされる。

 

 大阪労働局によると、課長代理と支店長は石綿が含まれていることを知りながら、作業をした孫請けの業者らに石綿が含まれていることを伝えず、作業員15人は全身を覆う保護衣などをつけないまま解体作業をした。課長代理らは「石綿対策をすることで、費用や工期がかかるのを避けたかった」などと容疑を認めているという。

 

出典:2014/10/25付 毎日新聞 地方版

 

 

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