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【土壌】長崎新幹線の工事予定地から汚染土/JR駅構内(長崎)

 JR九州は17日、九州新幹線長崎ルート武雄温泉-長崎の建設工事に先立ち実施したJR長崎駅(長崎市尾上町)構内の土壌汚染状況調査で、土壌汚染対策法(土対法)の基準値を超える特定有害物質が検出されたと発表した。市とJR九州は健康被害など周辺住民への影響はないと説明。今後の工事は「土対法に従い適切に行う」としている。

 

 調査は、8~11月に1万1770平方メートルを122区画に分割して行い、21区画で基準値を超える「鉛及びその化合物」が検出された。JR九州は、土地のほとんどが3月に佐世保市に移設した車両センターの跡地であることから、旧型車両の部品に使用されていた物質が修繕や洗浄などの過程で土壌に流出したとみている。
 市環境政策課は「土地はJR九州の敷地で、市民が立ち入れないため影響はない。掘削工事などで土壌を移動する場合は、所定の土壌処理施設で処理する」としている。 

 

出典:2014/12/18 長崎新聞

 

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