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【土壌】クリーニング店跡 基準超の有害物質 春日井(愛知)
春日井市は十五日、気噴町北二のクリーニング店跡地の土壌と地下水から、土壌汚染対策法の基準値を超えるシス-1、2ジクロロエチレンを検出したと発表した。大量に長期間飲み続けない限り、人体に影響はないという。
市環境保全課によると、土壌溶出量は最大で基準値の一・六倍、地下水は一三・二五倍だった。クリーニング店が一九七九(昭和五十四)年から二〇〇五年まであり、ドライクリーニングなどで使った薬品が地下に染み込んだ可能性がある。
今後、土地の所有者が浄化措置を設置し、市は周辺の井戸水を調査するとともに、念のため井戸所有者に井戸水を飲まないよう指導する。
出典:2015/01/16 中日新聞朝刊 地方版