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【土壌】基準の340倍の水銀を検出 好生館跡地(佐賀)

 旧県立病院好生館(佐賀市水ケ江1丁目)の解体工事現場で、土壌汚染対策法に基づく環境基準を超える複数の有害物質が検出されていたことが24日、分かった。調査を計画している245カ所中、現在のところ1カ所で基準の340倍の水銀が検出されたという。ほかは高くても3倍程度。周辺への流出は確認されていないという。
 県医療センター好生館によると、解体工事に伴い、敷地内を10メートル四方の区画に分けて土壌調査を計画。現在165カ所を調査し、うち42カ所で基準を超える水銀、鉛、ヒ素、六価クロムのいずれかの有害物質が検出された。原因は不明で、好生館は土壌改良の方法を検討している。

 

出典:2015/02/25 朝日新聞 朝刊

 

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