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【水質】公害防止策チェック 県、工場抜き打ち調査(香川)

 6月の環境月間に合わせ、県は1日、県内の大規模工場・事業所を中心に排水や排ガスの状況 などを把握する総合立ち入り調査を始めた。26日までの計10日間、化学・食品工場、廃棄物処理 場など計49カ所を抜き打ちで調査し、公害防止策や廃棄物処理などが適正に行われているかをチェックする。

 

 調査は大気汚染防止法や水質汚濁防止法などに基づき、県と各市町が連携して毎年実施している。改善点があれば指導し、昨年は排水基準について3件の指導を行った。

 川崎重工業船舶海洋カンパニー坂出造船工場(坂出市川崎町)では、県環境管理課の職員ら9人が立ち入り。排水、排ガスの自主測定結果やデータの保管状況などを入念に調査した後、排水基準の順守状況を確認するため、排水処理施設の水を採取するなどした。

 

出典:2015/06/02 四国新聞朝刊

 

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