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2016.10.06 Thursday

【廃棄物】海士町で不法投棄の土木会社に罰金500万円求刑(島根)

 産業廃棄物約45トンを不法投棄したとして廃棄物処理法違反の罪に問われた海士町の土木会社・A建設と、被告の従業員2名の初公判が4日、松江地裁(大野洋裁判官)であった。いずれも起訴内容を認めて即日結審した。判決は25日に言い渡される。
 冒頭陳述などによると、2人はそれぞれ工務課長と現場班長として土木建築業務を管理していた2014年3月、町から受注した空き家2軒の解体工事で出たがれきや金属くず、プラスチック片などの産廃を処理場ではない町内の土地に埋めたとされる。
 検察側は論告で、動機が安易なうえ、産廃の量が多く自然に分解されないものだとして悪質性を指摘。法人としての同社に罰金500万円、両被告にはそれぞれ懲役2年を求刑した。弁護側は同社が現場を原状回復したことなどを挙げて「より寛大な罰金刑」を、両被告には執行猶予付き判決を求めた。

出典:2016/10/05 朝日新聞 朝刊

コンプライアンス事例 — admin @ 3:05 pm

2016.10.06 Thursday

【水質】堺の公園 基準460倍 六価クロム 住民「子供吐いた」(大阪)

 ■隣接工場解体で漏洩か

堺市は8日、同市堺区七道東町の並松公園の土壌から、最大で国の環境基準の460倍の六価 クロム化合物が検出されたと発表した。隣接する旧メッキ工場の解体作業の際に化学薬品が漏れ た可能性がある。近隣の住民から「目がしばしばする」などと通報があったが、具体的な健康被害 は確認されていないという。市は土壌がどの程度汚染されたか調査したうえで、年内をめどに撤去 する。                   

 ◇  

市は通報を受けて公園4カ所で土壌を調査。その結果、六価クロム化合物は2カ所で基準を超 え、うち1カ所で基準の460倍となった。また基準を超えるシアン化合物も1カ所で検出された。い ずれもメッキ加工などに使われる化学薬品で、六価クロム化合物は触れると発疹や炎症が起き、シ アン化合物は頭痛、めまいなどを起こすとの報告があるという。

 市によると、解体工事は今年5月ごろに始まり、解体業者が同10日から6月9日まで市の許可を 受けて公園の一部を資材置き場として使用。5月18日に住民から「(工場付近の)道路側溝に紫色 の水が流れていた。目がしばしばしたり、子供が吐いたりし、ツンと来るにおいもあった」との通報が あった。7月5日に公園の一部を立ち入り禁止にし、今月8日に周囲すべてをフェンスで囲い、全面 的に立ち入り禁止にした。

 解体業者は市の聞き取りに「工場敷地内に薬品をこぼしたことはあるが、公園内にはこぼしてい ない」と説明。市は、化合物が工場から出たものか調べたうえで、廃棄物処理法違反事件として大 阪府警に被害届を出すことも検討している。              

 

【用語解説】六価クロム

酸化剤として金属の洗浄やメッキ加工など産業分野で広く使われる物質。毒性があり、皮膚に付 着すると炎症や潰瘍の原因となり、体内に蓄積した場合、肝臓障害や肺がんなどを引き起こすとさ れる。六価クロム化合物は水質汚濁防止法の有害物質に指定されており、工場廃液による水質汚 染が社会問題となった。

出典:2016/09/09 産経新聞 大阪朝刊

 

uncategorized — admin @ 2:30 pm

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